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アジア太平洋地球変動研究ネットワーク

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センター長代理および副センター長就任のお知らせ

APNは2024年4月1日付で、センター長代理にリンダ・アン・スティーブンソン、副センター長に渋谷洋明を迎えました。

リンダ・アン・スティーブンソンは英国のストラスクライド大学で応用化学・化学工学の博士号を取得後、日本の大学で地球環境システムについて8年以上にわたり講義を担当しました。その後、アジア太平洋地球変動研究ネットワークで20年以上にわたり地球変動研究と持続可能性に携わり、科学と政策の境界を越えた対話を企画、SBSTA やナイロビ作業計画(NWP)を通じて UNFCCC、IPCC、IPBES などの国際機関と連携しています。最近では、2020年に14のAPNプロジェクトに関するElsevier Environmental Research誌の特集号の出版責任者を務めました。

スティーブンソンは、積極的な変革とステークホルダーとの協力関係の促進に取り組むとともに、若手専門家の能力開発に情熱を注ぎ、彼らが次世代のリーダーとなるよう指導しています。また、科学・政策・実務の垣根を越えた対話の企画・進行にも携わり、研究結果が実行可能な政策立案に反映されるよう尽力しています。

渋谷洋明は早稲田大学で化学の学士号を取得後、東京工業大学大学院で環境科学の博士号を取得。同位体地球化学と炭素、窒素、酸素の生物地球化学的循環を専門とし、地球温暖化に関連する生物地球化学サイクルに関する国際共同研究を行ってきました。学界から転身後、環境省を中心に10年以上政府機関で勤務し、震災復興、環境および健康調査、研究助成などに従事。内閣府では海洋政策の立案や科学技術イノベーションの推進に貢献しました。