2019年11月14-15日、APNは、南太平洋大学が主催する、IPCC第6次評価報告書に関するダイアログ及びワークショップに参加しました。本イベントは、現在APNが助成している「Capacity Building for Research in relation to IPCC, SDGs and the Paris Agreement」の一環としてフィジー・スバで開催されました。
本イベントには、島嶼国出身の若手科学者29名を含む54名が参加し、IPCCを活用した研究能力の促進、また、島嶼国が直面している課題及び優先事項を第６次評価報告書にどのように反映し、政策決定者の注意を喚起するかについて議論しました。収集された意見及び提案は、第６次評価報告書に係る第2作業部会の技術支援ユニットに提出され、同報告書の作成に寄与することが期待されます。更に、若手科学者は、政策に関連する科学文献に触れるとともに、科学及び政策のインターフェースにおけるIPCCの重要性について認識を高めました。
APNが助成しているプロジェクト「Capacity Building for Research in relation to IPCC, SDGs and the Paris Agreement」に関する詳しい情報は、E-Libraryをご覧下さい。