2019年3月28-29日、APNは、第9回南アジアサブ地域委員会会合をスリランカ・コロンボで開催しました。バングラデシュ、ブータン、ネパール、パキスタン及びスリランカより、政府の代表者及び科学企画グループのメンバーが参加しました。
本会合では、参加国の政府代表者が、それぞれの国における地球変動及び持続性に係る主要課題や政策に関する発表を行いました。また、科学企画グループメンバーが、気候変動予測、潜在的影響及び関連リスクに関する発表を行い、プロジェクトの成功事例、社会経済への影響やデータに関する情報を共有しました。更に、域内の共通課題に対応するにあたり、如何にAPNを活用し、強化することが出来るかについて議論しました。
併せて、以下の事項を確認・合意しました。
- 第40回運営委員会会合の会議結果。
- APNの助成事業である「地域支援型公募プログラム（CRRP）」及び「持続可能な開発のための途上国における科学的能力開発・向上プログラム（CAPaBLE）」の2019年度の南アジア地域重点募集テーマ。これらのテーマは、2019年7月に開催される第41回運営委員会会合の承認を経て発表されます。
- 2019年度提案書作成トレーニングワークショップ、及び、南アジアにおける気象分野の専門家を対象とした気候予測に関するトレーニングワークショップの実施概要。
