APNが助成した地域支援型公募プログラム及び途上国における科学的能力開発・向上プログラムに係るプロジェクトのうち、2015年から2017年の間に終了したものの要旨をまとめた科学報告書2017を発刊しました。
本報告書で紹介するプロジェクトのテーマは、いずれもAPNが最優先課題と位置付けるものであり、その中でも、レジリエンスに関するプロジェクトを重点的に紹介しています。これらのプロジェクトは、①多基準分析の取り組みを通じた都市レジリエンスを評価するためのツール及び指標の構築の必要性、②後発発展途上国の貧困層コミュニティーにおけるレジリエンスの向上に係る主な障壁の収集、③地域コミュニティーにおける気候変動への適応を評価 するためのツールの構築、などの課題に取り組むものです。