– 3月1日~2日 ハノイ –
APNは、災害リスクの削減及び管理をテーマとした提案書作成トレーニングワークショップ(Proposal Development Training Workshop:PDTW)をハノイで開催しました。 東南アジアから23名の若手研究者及び専門家が参加しました。
開会にあたり、APNセンター長の筒井誠二が挨拶を行い、「東南アジアは急速な経済成長の中にある一方、多くの環境問題を抱えている。SDGsやパリ合意を達成するため、全ての国が持続可能な発展の実現に向けた具体的な活動を求められていることに対し、域内の各国が、政策策定における科学的知見の提供を可能とする質の高い研究を実施するための能力を持つことは重要である。」と述べました。
本ワークショップでは、4つのグループが形成され、それぞれのグループにて災害リスクの削減及び管理に係る最重要課題を下記のとおり特定しました。
- 気候変動下における水資源管理
- 洪水被害緩和政策と実施のギャップに係る分析
- 悪化するヒートアイランド現象に対する貧困層におけるレジリエンスの構築
- 災害リスク削減に対する持続可能な生計アプローチの適用
続いて、4つのグループは、APN加盟国の研究者及び地域支援型公募プログラムの元プロジェクト・リーダーの監督のもと、特定した最重要課題に関する研究提案書を作成・発表し、APNの科学アジェンダ及び研究助成規定に基づいて互いの提案書を議論しました。
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