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アジア太平洋地球変動研究ネットワーク

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第3回タスクフォース会合及び第37回運営委員会の開催報告

2017年10月12日-14日、APNは、今後の発展に関する第3回タスクフォース会合を神戸で開催しました。今回の会合は、APNの活動を一層効果的なものとするため、先の政府間会合で承認されたリコメンデーションを実施し、APNの活動のインパクトと政策との関係性を強化するための具体的な方法を議論するものです。

 

 

 

開会にあたり、兵庫県農政環境部の遠藤環境創造局長より挨拶があり、遠藤局長は、環境対策における国際協力の重要性、APNが地球変動に係る科学的なインプットを引き続き活発に行い、その結果が各地域に広がって行くことへの期待などを述べられました。

会合では、上記のレコメンデーションを受けて、APNの運営に関し政府間会合の戦略的な役割を強化すること、サブ地域毎(東アジア、東南アジア、南アジアなど)の役割を強化すること、組織運営面での運営委員会の役割を強化することなどを踏まえたAPNの定款(Framework Document)の改定案を作成、確認しました。また、加盟国との関係を強化するとともに、そのニーズに適切に対応していくため、各国におけるニーズを詳しく把握するための個別協議を実施することとし、更に、地域研究及び能力開発に対する支援の方法のあり方について、活発に議論を進めました。

タスクフォース会合に引き続き、第37回運営委員会を開催し、2016年度決算及び2017年度予算に関する報告、国際会議への出席結果や今後の予定、大洋州サブ地域委員会に関する議論の着手などについて議論するとともに、継続プロジェクトの承認を行いました。また、タイの政府代表者より、来年7月上旬に予定している政府間会合を、タイのバンコクで開催する意思があることが示されました。