APNのリンダ・スティーブンソン博士がパネリストとして招待されました再生可能エネルギーに関する大学院生シンポジウムと証書授与式をもちまして、国連大学サステイナビリティと平和研究所(UNU-ISP)で開催された世界中の大学院生を対象とした4週間の集中講座「再生可能エネルギー」が成功裏に終了いたしました。
国連大学サステイナビリティと平和研究所(UNU-ISP)のスリカンタ・ヘラス博士が中心となり、大学院生を対象とした4週間の集中講座「再生可能エネルギー」は気候・生態系変動適応研究のための大学ネットワーク(UN-CECAR)と20以上のアジアを代表する大学による共同イニシアチブのもとで実施されました。
Graduation Ceremony 1また当講座は東京大学サステイナビリティ学グローバルリーダー養成大学院プログラム(GPSS-GLI)による支援をうけ再生可能エネルギーに関する経済や政治、科学技術などの様々な問題を扱いました。取り上げられたテーマは、小型水力、太陽、地熱、バイオ、風力、海洋、燃料電池、水素エネルギーなどのハード面に加え、エネルギーの需要供給、経済、安全保障、政策などのソフト面にもおよびました。受講生はさらに、エネルギーモデリングのためのソフトウェアである、RETScreenとHOMERを利用した実践的なトレーニングを受けました。
Graduation Ceremony_3Climate Adaptation FrameworkのもとAPNとパートナーシップを結ぶUN-CECARは気候と生態系変動、適応策そしてサステイナビリティ学に関する大学院教育・研究プログラムの開発に取り組んでいます。 スリカンタ・ヘラス博士はAPNの能力開発委員会(CDC: Capacity Development Committee)のメンバーでもあります。