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アジア太平洋地球変動研究ネットワーク

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国際研究会「Workshop on Building Resilience with Common Capital」が神戸で開催されました

黒川地域を訪問したワークショップ参加者

第三回「Workshop on Building Resilience with Common Capital—Managing Shared Resources: Meeting the Challenges of a Rapidly Modernizing World under Climate and Ecosystems Change」が2012年12月3日から5日にかけて神戸で開催されました。

今回のワークショップは、三回シリーズの最終回として、APN、DIVERSITAS(生物多様性科学国際共同研究企画 )、 IHDP(地球環境変化の人間社会的側面国際研究計画)、国連大学サステイナビリティと平和研究所が共同で開催いたしました。ワークショップの目的は、多くの利害関係を超えたところで効果的に機能するような生態系サービスを管理する共同システム(新たな「コモンズ」)を形成するため、そして気候・経済の変動に対する社会生態学的な回復力を高めるためにできることは何かを議論することでした。その中で日本の伝統的な生態系管理法である里山についても多くの事例を取り上げる機会を持つことができました。

今回のワークショップ開催にあたり、兵庫県および兵庫県立人と自然の博物館より多くの協力をうけました。また兵庫県川西市の黒川地域を日本の里山景観の優良事例として国内外の参加者に紹介するため、見学会を行いました。ご協力いただきました方々にお礼を申し上げます。現在ワークショップの成果をまとめておりますので発表までしばしお待ち下さい。